後悔しない外壁塗装の色選びのポイント

いざ、『外壁塗装をしよう!』『どうせ塗替えるならガラッと色を変えてみたい!!』と思っても、実際カタログを見てしまうと、どの色にしたらいいのか悩みますよね?

ただ洋服の様に好きな色だからと選んでしまうと、出来上がってビックリ!!といったことも少なくありません。

下記では、外壁塗装の色選びのポイントについてご紹介しますので参考にしてみて下さい。


大きな面積になると、色は次の様な見え方をします。

※  実際に必ずこう見えるという訳ではなく個人差もあります。一般的な目の錯覚の一例です

同じ色でも大きな面積と小さな面積とでは色の見え方が違ってきます。このような色彩感覚のズレは誰もが持つ錯覚で、明るい色はより明るく見えたり、濃い色を選んだはずなのに思ったほど濃く見えなかったりします。

外壁塗装では、色見本帳よりワントーン濃い目の色を選ぶ方がイメージに近くなるかと思います。


目の錯覚を感じてみる

自宅の現在の外壁色が、色見本帳ではどれに近いかを実際に確認してみると良いでしょう。

思っていた色とちがうというケースがよくあります。

色の見え方のズレを実感出来るかも知れません。


では上記を踏まえて色を決めていきましょう!

ポイント1

先ずは、イメージしている色系統を決めましょう!】

外壁の色を決める際、最初から色見本帳だけを見て決める必要はありません。

どんな系統の色にしたいのかをイメージしておく位でいいと思います。例えば『明るい色または暗い色』『華やかな感じまたは落ち着いた感じ』といった事から検討し、『ベージュ系・グレー系・赤系・青系』等の色味を決めていくと良いでしょう。はじめから明確な色を決めようとすると多くの方が迷ってしまいます。

この、最初に思い描いたイメージが色選びの重要なポイントになります。

いろいろ迷いに迷った結果最初に描いていたイメージに戻ることも少なくありません。

はじめに何色系が良いかを絞り込んでみて下さい。

ポイント2

実際の建物から好みの色を探して比較してみる

おおよそのイメージ色が決まったら、色見本帳とは別に実際の建物でチェックしてみるのもオススメです。

お散歩の途中などご自身のイメージに近い建物を探してみると想像出来るかと思います。

ただし、あまりにもご自宅とかけ離れた建物(例えば和風の家⇔洋風の家)を参考にしてしまいますと、イメージと違うといった事になってしまいます。

『こんな感じにしてみたいんだけど‥』等ご相談頂ければイメージに合ったご提案が出来ると思います。

ポイント3

【変更できない部分(窓サッシ等)の色合いを考慮する】

外壁や屋根、その他付帯物を考慮する必要があります。

外壁や屋根を変更しても色の変更が出来ない、もしくは変更しない部分との色も色選びには重要なポイントになります。

ここでいう変更出来ない部分とは窓アルミサッシ、玄関、手摺、玄関周りに貼ってあるタイルなどです。

これらとのバランスは大変重要です。

 

ポイント4

【塗り見本板を用意してもらう】

 

だいたいの色が決まったら当店では何色か大きめの塗り見本板を御用意します。

小さな色見本帳とは違ってよりイメージしやすく、変更出来ない部分とのバランスや光の当たり具合での見え方の違いなどが確認出来ると思います。

塗り見本板がたくさんあると色選びが振出しに戻ってしまうので2〜3色がオススメです。

ポイント5

【明るい所で確認しましょう!】

色は室内の蛍光灯の下で見るのと太陽光の下でみるのとでは色の見え方がかなり異なります。それは光源色によって左右されるからです。

最終的に色を選んだり確認する際には屋外で行なって下さい。

また光の当たり具合によっても見え方が変わってくるので、天候や時間帯を変えて塗り見本板を見ながら検討すると良いでしょう。



ポイント1から5までいろいろ書いてまいりましたが、色の見え方は個人差もかなりあり『絶対にこう見える!!』こうでなければいけない!!と言う訳ではありません。

外壁をピンクにする方もいらっしゃれば黒にする方もいらっしゃいます。色の好みも人それぞれです。

『気に入らなければまた塗ればイイかぁ〜』と言える程住まいの塗替えはお安くはありません。

お客様が納得をして後悔ない色を選ぶのが一番良いかと思います。お話をしながらそのお手伝いが出来ればと思います。